バーゼルワールド2015その4 ホール1.1&2編
ホール1.1
先日の記事に引き続き、バーゼルの会場内情報を。
ヨーロッパでは、階数表記が日本と少し違い、0F、1F、2F・・・・・となります。
日本での1階が0F、2階が1Fと言う感じです。バーゼルの会場も似たような表記で、ホール毎に1.0、1.1・・・ホールの番号と階数の表記で表してあります。
先日の記事では、ホール1.0をご紹介させていただきましたので、そこからエレベーターで上った1.1のホールをご紹介。
と先日の記事を読み返してて、文章が長くて読みにくくなってしまいました。すみません。写真をメインでご紹介させていただきます。
2階も1階同様、大型のブースが並んでます。ドゥ・グリソゴーノ、やスワロフスキー、ジェイコブ、ディオールと、ジュエリーも兼業で作ってるメーカーが多数出展。ビッグメゾン、ジュエリーブランドも出展しています。
宇宙開発や海洋開発に力を入れているクレール。来期からは潜水艇とのコラボも視野に入れているようです。
2階には、モーリス・ラクロア、ローマン・ジェローム、ミルス、チャンゼリゼ、ペルレなど、日本未発売商品や、新興ブランドが名を連ねています。
個人的見解なんですが、日本の時計市場は独特で海外では大きなブランドでも日本には入ってきてないものがあったりします。日本ではいかに、プロモーション、ブランディングが大事なのかという事がわかります。日本市場について思うところが多々ありますので、また後日綴ってみようと思います。
ホール2
ホール1から連絡通路を通って隣のホールに行くとそこがホール2。
最初に挙げてる写真が実は、ホール2の入口の写真なんですが、見ての通り大きな時計が目印となった第2会場。
当社取り扱い商品、ヴィーナスのブースもホール2.0で、私がバーゼルに行った際、メインで見て回る会場です。??
置き時計で有名なレペ。昨年行いました“THE COLLECTION~express yourself~”でもMB&Fとのコラボ商品を出展しておりましたが、今年はなんとロボット型の置き時計!!!(今回もMB&Fとのコラボ)。
時計の技術ってつくづくすごいなぁ~と感心させられます。
AHCI
そして今回、最も注目を集めてたのが独立時計師アカデミーAHCIでした。今回というか毎回注目されているのですが、今年はアカデミー設立30周年という事もあり、ブースには常にカメラマン、取材班と時計が見れない状況なほどでした。来月くらいの時計雑誌の記事すごい事になってそうです!!!
2013年に菊野さんが日本人で初めてアカデミー会員になってから、今では浅岡さんも加入し、アカデミーに日本人が2名も在籍しております。
ちなみに独立時計師アカデミー、よく独立時計師と言われる方がいらっしゃいますが、アカデミーと呼んだ方が何となくプロっぽいかもです。。。
あまり公にはされてませんが、様々なブランドの製作に携わっており、アカデミーメンバーがいかに技術が高いかをわかりますね。
正直、アカデミーの方々の商品、意味が分からない時計が多いです。
マニアックすぎるのと作りの意味が分かりません。
年間で1本とかの製作本数で、細部にまでこだわった作りのコレクション。綺麗に磨きのかかったパーツ。美術品、工芸品に近い腕時計。すごいっ!!!という時計の数々ですね。
アカデミーの代名詞と言われるフィリップ・デュフォーさんも今回はきてました!!!
もう一人の顔として知られる、アントワーヌ・プレジウソさん。今回は息子のフローリオンさんと3年の開発期間をかけたトリプルトゥールビヨンを発表されてました!!!画像は荒いですが動画はコチラ
素材違いの3本しか製作できてないようで、基本的に受注生産となるコレクション。息子さんと共同製作のため、コチラの商品ロゴも変わり、AFPの新ロゴが入ってました。
”独立時計師達の小宇宙”よく言ったもので、小宇宙を感じれる作品となってました。
せっかくなので記念にパシャリ!
年々英語が上手になっていくプレジウソ一家。奥様のメイさんもお元気そうで何よりでした!!!
気さくで明るい時計一家。上の写真左アントワーヌ・プレジウソ氏、中私、右メイさんです。下の写真の真ん中が息子のフローリオン氏。後娘さんもいらっしゃるのですが、今回は参加されてませんでした。
まだ計画中ですが、9月にプレジウソ氏福岡に来ていただくかもしれません。
その時はまた告知させていただきます。
時間が空いてしまいましたが、これがホール1.1&ホール2のご報告となります。
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