新作入荷 BIGBANG UNICO SAPPHIRE

皆様あけましておめでとうございます。

ご挨拶が遅くなりましたが本年も株式会社ブルーデンス及びウブロショップをよろしくお願いいたします。

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。スタッフのKIRYUです。

早速ですが今回は昨年のジュネーブサロン&バーゼルフェアで発表された限定モデル「BIGBANG UNICO SAPPHIRE」を超主観を交えてご紹介したいと思います！こちらのモデル、発表されると同時に有名時計誌がこぞって特集を組み、弊社にも問い合わせが殺到、業界内でも超話題になっています。発表から約1年、ようやく入荷したモデルです。

サファイヤモデル？

カタカナで書き表すと　ビッグバンウニコサファイヤとなるわけですが、ケースやダイヤル、ベゼルにサファイヤをセットしたモデルは過去にいくつも発表されています。それがなぜ大注目のモデルとなるのでしょう？ウブロお得意の組み合わせの斬新さ？超ド派手なの？はたまたコラボモデル？モデル名だけでは中々想像しづらいと思います。百聞は一見に如かずです、まずはご覧ください！

それではどうぞ！

サファイヤ～～～～～～クリスタル！

ケースが透けてます！時計が透けてます！そう、宝石のサファイヤではなく、サファイヤクリスタル（サファイヤガラス）で作られたモデルなのです。ムーブメント、ビス、バックル、ベルト以外は全てサファイヤクリスタル。

毎度のことながら、驚愕です。

美しさと技術

サファイヤクリスタルとは、高級時計などに採用される硬度の高い高価なガラスのことで、サファイヤガラスなどと呼ばれます。硬度とは傷のつきにくさを表していて、指数としてダイヤモンド＝１０、サファイヤ＝９、ナイフの刃先＝５～６となっています。そのサファイヤと同等の硬度を誇るのがサファイヤクリスタルです。

しかしながら、その強度と性質から加工が難しいガラスでもあります。高級時計のガラスとしての使われ方は歴史もあり普及していますが、ウブロの複雑なケース形状を作り上げるのは至難の技。ただでさえマルチレイヤー構造と呼ばれるウブロのケースは複雑なものであり、ここまで美しく作り上げているのはウブロだからできる技と言えます。

時計作りにおいて素材作りから行っているウブロの技術力！

また、サファイヤクリスタルでケースを作るということは、すなわち中身が全て見えてしまうということ。スケルトンダイヤル、シースルーバックなど文字盤や裏蓋を一部をスケルトンに仕上げている時計は多くありますが、全くの別物になります。しつこいようですが、全てが見えてしまうからです。そんなケースにウブロが搭載したムーブメントは、完全自社開発、自社生産のウニコ。ほぼ素のまま搭載してもサファイヤケースの美しさを損なわず、高度な機構と拡張性に対応する技術の結晶、ウブロ自慢のムーブメントです。

ベゼルもケースサイドもラグもベルトまでも全てが透明！

ALL BLACK と UNICO SAPPHIRE

昨年、ウブロではBIGBANG発表１０周年ということで様々なキャンペーンを行ってきました。同時に時計業界に新たなトレンドを生み出した「オールブラックシリーズ」も１０周年を迎え、実は、今回のウニコサファイヤはオールブラックシリーズ１０周年の節目のモデルでもあります。

余談ですが、ウブロのオールブラックといえば時計も文字盤も針も数字もロゴまでもが真っ黒。ぱっと見では時間が読めない時計と言われるくらいで、当時はかなり異端な存在でした。「高級時計」なのに時間が見にくいので、批判も飛び交いました。しかしそのモデルコンセプトと斬新さはすぐに評価され、当時の時計業界に旋風を起こしファッション業界まで巻き込みました。

そんなモデルの１０周年と、ウニコサファイヤがなぜ関係あるのか。。。真っ黒と透明、一見すると正反対なのに？？

Visible Invisibility＝見える不可視性