俺の矜持(セオリー)

楽しく仕事をしよう!

仕事って、自分が背負ってる人生の80%くらいを占めてる。
寝てる時間よりも長い。
だったら、辛いとか、嫌だとか、そんな風に思ってたら何年も続かないと思う。

仕事が楽しくて、やり甲斐があって、充実してれば人生の80%は成功じゃないかな。
確かに、どんなに好きな仕事でも辛いことはある。細かいことを言えばキリがないくらい。
でも精神的な部分は楽しくてしょうがないって思えれば幸せだと思う。
だから常に考える、なんか楽しいことないかな?・・・って。

「高級外車のオーナーしか入れません」っていう展示会とか、
はたから見たら「ふざけるな!」って感じかもしれないけど、なんか楽しそうじゃない?

誰がどう言うか?なんて気にしてたら楽しいはずないって(笑)

 

人との付き合い方もオレ流!

この仕事は、とにかく多くの人と出会う。
人脈は広がるし、それに僕の場合は付き合う人の幅がすごく広い。
会社に来る運送会社のお兄さんから「結婚式に来てください!」って頼まれたこともあるし、
会合なんかでよく使うホテルのベルボーイさんや宴会係の若いお兄さん達ともよく話しをする。
一般的に「社長さん」っていわれる人達って、そんな人は少ない気がする・・・

あるとき、東京のホテルでメーカー主催のパーティがあって、センターテーブルに座らされ、
隣の席にはメーカーの社長、そしてその横には世界的な有名ブランドの社長。
そんな場所に僕が居るって、なんか違和感がない?

自分と同格の話ができるほんの一部の人としか付き合わないって人もいるけど、

 

僕はこういう幅のある付き合い方って大事だと思うよ

人には一日24時間の時間がある。人種、性別、年齢、職種に関係なく、生あるものには全て平等に与えられた時間。

睡眠の8時間を除いて、仕事の8時間とプライベートの8時間をどう使うかで人間の価値が決まると思ってる。一日の過ごし方でも、中身の薄さ濃さがある。
そしてそんな一週間、一ヶ月、一年、10年が過ぎていく、それがどれだけの差になるか。
それが

時間を味方につける

ってこと。だから少々のスケジュールが入っても全然平気。

 

俺の人生って、なんだ!?

10年くらい前に僕の親友、仕事関係の人、親戚、行きつけのお店の人・・・
「みんなどれだけ僕に相談事をしてくるんだ!」って思う時があって、もうヘトヘトになった。
「実渕さんなら何とかしてくれると思って」って言うけど、出来ることにも限界があるから(笑)。
そんなことが重なって、遺書まで書いた。
人のために一生懸命生きてきたけど、それで「僕の人生って、なんだ!?」って。
それくらい疲れきってた時があった。
それが50歳を過ぎた頃に「あ、違う!」って思い始めた。
やっぱり人って自分の持てる力は人から頼りにされている時は惜しまずに出したらいいんだ!って。

お金はかけなくても、時間と労力が許せる範囲であればできることはやろうって。
それからはガラッと変わった。まあ、家族や社員さんは迷惑してるだろうね(笑)。

「なんでそこまで・・・」ってよく言われるけど、それは人のキャパとかじゃなくて信用の問題。
それと僕の性分かな。

そういう欠点なんだって諦めてもらうしかない

この年代になると、結局は日々の積み重ねがいかに大切かが解ってきた気がする・・・

 

ウォータームーンを求めて。

『ウォータームーン』って聞いたことある?
人生は全てウォータームーン。

水面にきれいな満月が映ってて、とりあえずその月明かりに向かって泳ごうじゃないかってこと。
その泳ぐ様を自分の人生に例えてみる。要するに、必死にその月に向かって泳ぐ人もいれば、
途中でさぼる人もいる。カッコつけて泳ぐ人もいれば、みっともない泳ぎ方をしてる人もいる。
とにかくそれぞれがいろんなスタイルで人生の明るい所に向かって泳いでいく。

人間って真っ暗な中じゃなくて明るい方に行きたくなる生き物。
ただし、泳いでも泳いでもその月にはたどり着けない。
だってウォータームーンだから。ただ水面に映ってるだけの月だから。

でも、それに向かってそれぞれのやり方で進んでる。
僕の答えというか考えを言うと、その泳ぐ様こそが人生・・・ってことは、

日々をちゃんとカッコよく生きていくこと

じゃないかな。

最終到達地点ではボロボロかもしれない。
最近、あの人のこと見かけないよね、で終わるかもしれない。でもそれでもいい。

 

カッコよく生きる。

オシャレに興味があってカッコよく生きてる人って会話も楽しい。
反対に、お金があっても自分や他人の外見や生き方に無頓着な人は会話も面白くない。
お金にしか価値を感じない人の話が面白いはずがない。
友達としてなら付き合うかな。でもお客様としては付き合いたくない。
ウチにはオシャレなお客さんしか来ない。ある意味、空気感だから。

最後になるけど・・・「神に選ばれし人」っていると思う。
それが2人に1人なのか、10人に1人なのか、1万人に1人なのかは分からないけど。
絶対的にタフガイで、絶対的に心が美しい。この条件を満たしてその通りに生きていけば、
必然的に神様に選ばれるってこと。

最近はさ、神様って僕のことを選んでるんじゃないかな(笑)って思える時がある。
この歳になって言うのもなんだけど、自分を褒めることができれば最高だと思う(笑)!

 

interviewed by F-times 2014

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