バーゼルワールド2015その3 ホール1編
世界最大の時計見本市バーゼルワールド
昨日までバーゼルの会場の外のご紹介をさせて頂きましたが、今日は、会場の中の写真を公開!!!
昨年までは会場内撮影は禁止されていたのですが、今回はどうも撮影OKっぽかったので、来場者みんな写真とりまくってました。(おそらくiPhoneの普及により制限ができなくなってきたのが理由ではないでしょうか)
会場レイアウトはこんな感じで、1、2、3、4、5ホールと分かれております。
ブース毎にご紹介していきますのでご覧ください。
?ホール1.0
まず一番メインとなる第1ホール。大手ブランドが出展するホール1。バーゼルに初めて行ったときはこのホール1をみて衝撃を受けました。
たった1週間のためにこの規模のブース!!!!
1週間のためだけに時計の巨大ショッピングモールを作り上げてるようなもんです。
噂によると、このホール1は出展料だけで数億円と言われています。ブランド側は更にこれにブース機材代、保管量などに数億かけているそうです。
最近は慣れから感動も薄れてきておりますが、やはり心からすごいイベントだと実感させられます。
LVMHグループ
入ってすぐはLVMHグループ。(グループに関してはコチラの記事を:時計はグループ産業?ウブロ/LVMH)
ブルガリ、ゼニス、タグ・ホイヤーそしてウブロ
中でも今回際立っていたのが、タグ・ホイヤー&ウブロです。
ウブロ&タグホイヤー(ジャン・クロード・ビバー)
タグ・ホイヤーの写真が撮れてませんが、フェイスブックに動画をアップしておりますので、そちらをご覧ください。
ウブロは、毎年このディスプレイにもこだわりがあり、私が行った2013年では表に映画TRONに出てくるような3Dの乗り物が置いてありました。
2013年からブースがココの場所になってからは、常に人だかりができてるブランドとなり、今年は、アンティキティラの発掘の際に使用された潜水服が展示されており、多くの方がココで写真を撮られてました。(自分も含め大体の人が宇宙服と思って写真を撮ってましたが・・・)
今年から前ウブロCEOジャン・クロード・ビバー氏がタグ・ホイヤーの新CEOに就任し、そんなタグ・ホイヤーは、グーグルと提携を結び、今年の秋くらいを目処にスマートウォッチの発売の発表をしたことにより、いつも以上に多くの人でにぎわっておりました。やはり時計業界もスマートウォッチ業界に参入してくるようです。
※ビバー氏は現在、ウブロの会長、タグ・ホイヤーの社長、LVMHウォッチの前責任者を兼任しています。実質、LVMHの時計部門を全任されているような感じですね。
私のイメージでは時計業界のスティーブ・ジョブス氏のような方と勝手に思ったりしてます。
彼(ウブロ)について詳しく知りたい方は幻冬舎から”成功者はなぜウブロの時計に惹かれるのか”という本が出ていますので読んでみてください。当社にも数冊ございますので、是非。
パテック・フィリップ
ウブロから少し奥に行くとパテック・フィリップのブースが!!!全面電飾を使っていたため、何度写真をとっても綺麗にとれませんでした。。。
パテック・フィリップも常に人だかりのブースです。写真には収めてませんが、今回パテックらしくないパイロットウォッチが発表されてました。どう評価されいていくか楽しみですね。
ロレックス&チュードル、ショパール
更に奥に進むとロレックス&ショパールが。
この2ブランドの場所はずっと定着してますね。さすがの安定感。あまり見れてませんので商品情報はわかりかねます。
おそらく来月くらいに時計雑誌でSIHH&バーゼル特集的なので出てくるんではないでしょう?
スウォッチグループ
そこからは業界最大手、スウォッチグループのブースがずらっと並びます。全ブランドの写真は撮れてませんが、ニュースと言えばハリー・ウィンストンが2015年からグループ参入した事ですね。
ブランパン、ブレゲ、ハリー・ウィンストンと高級路線の品揃えを強化してるようです。グループ参入後どんな動きになっていくんでしょうね?
ブライトリング
ブライトリングといえば、毎年、派手な演出のパーティなどを行ったり、本物の水槽にカラフルな魚を泳がせたブースで注目されていたのですが、今年はなんと、クラゲでした。。。
どうしたブライトリング!!!
ブース内には入った事がないので、どんな作りになっているかはわかりませんが、カラフルだったブースから色味がなくなると、なんか寂しく思えてしまいます。。。
1.0の奥にはユリス・ナルダンのブース。ユリス・ナルダンと言えば、天文時計やマリーン・クロノメーターのイメージで、どちらかというとマニアックな部類に入るブランドだと思います。
私も毎年チェックするブランドの1つです。
その他多数ブランドが出展していますが、全てはご紹介しきれないので、ひとまずホール1のヴァーチャルツアーを。
時計業界の豪華さが少しでも伝わればと思います。
他のホールはまた後日ご紹介させていただきます。